大学生活のスタートとなる入学式。新しい環境にワクワクする一方で、「友達ができるか不安」「どんな振る舞いをすればいいの?」と悩む人も多いのではないでしょうか?入学式での立ち回りは、今後の人間関係を築く第一歩となります。しかし、完璧にこなす必要はありません。本記事では、無理せず自然に溶け込むためのポイントを紹介します。最初の一歩を踏み出し、楽しい大学生活をスタートさせましょう!
入学式での立ち回りが重要な理由
第一印象が大学生活を左右する
入学式は、新しい大学生活の始まりを告げる重要なイベントです。この日についた第一印象が、その後の人間関係に大きく影響を与えます。特に、初対面の人とどう接するかは、友達作りの成功の鍵を握ります。好印象を与えるためには、清潔感のある身だしなみや、適度な笑顔、聞き上手な姿勢が重要です。

友達作りのチャンスを逃さないために
入学式は、大学での人間関係を構築する最初の大きなチャンスです。ここで積極的に話しかけることで、後の大学生活がより充実したものになります。このチャンスを逃すと後々影響が出るかもしれません・・・
入学式の立ち回りが今後の人間関係に影響
入学式の立ち回り方によって、大学生活の人間関係が大きく変わります。友達作りの第一歩をどう踏み出すかが、その後のサークル活動や授業での人付き合いにも影響を与えるのです。失敗しない立ち回りを理解しておくことで、大学生活をスムーズにスタートさせることができます。

入学式で友達を作るための立ち回り5選
【1】席に座る場所を意識する
端よりも真ん中の席を選ぶ
入学式の席選びは意外と重要です。端の席は話しかけづらくなることが多いため、なるべく真ん中の席を選ぶと自然と会話が生まれやすくなります。

周囲の人に自然に話しかけるコツ
入学式で自然に話しかけるコツはたったの3つだけ!
- 相手と目を合わせて軽く微笑む
- シンプルな質問を投げかける
- 相手が答えやすい質問を意識する
まず大前提、入学式に参加する大勢の人は誰かしら友達が欲しいと考えています。そこで、相手と目を合わせて軽く微笑むだけで、「あっ、しゃべりかけようとしてくれてる!」と相手は感じてくれます。
いざ会話するとなれば何を話せばよいかわからないという人も多いでしょう。
ここでポイントとなるのが、「簡単な質問をする」ということです。最初から踏み込みすぎた会話は厳禁です。
「簡単な質問」をして、自然な流れで会話をスタートさせましょう!
会話のテンプレートは後程解説!

【2】積極的に話しかける勇気を持つ
話しかけるタイミングと簡単な会話の例
入学式の前後や休憩時間は、話しかける絶好のタイミングです。
ここでは丸パクリOKな必勝テンプレート会話を伝授します!

ヒロキ
「はじめまして!俺はヒロキ!よろしく!学部は?。」

タツキ
「はじめまして!工学部!名前はタツキ!〇〇県から来た!ヒロキさんは?」

ヒロキ
「まじ!学部一緒だ!自分は△△県!結構遠いね。こっちにはもう慣れた?」

タツキ
「うーん、まだ慣れないかな(笑)。でも、思ってたより人が多くて驚いたよ!」

ヒロキ
「確かに!入学式の会場もすごい人だよね。工学部の人はどこかで集まるのかな?」

タツキ
「そうだね。さっき誰かがLINEグループ作るって言ってたけど、もう入った?」

ヒロキ
「いや、まだだな。良かったら教えてくれる?」

タツキ
「もちろん!ちょっと待ってね。あ、そういえばサークルとか考えてる?」

ヒロキ
「うん、スポーツ系にしようかなと思ってるけど、まだ迷ってる(笑)。タツキさんは?」

タツキ
「自分も運動好きだから、何か一緒に見に行けたらいいね!」

ヒロキ
「いいね!じゃあ、これから色々情報交換していこう!」
(→この流れで自然にSNS交換や共通の話題を深掘りできる)
この会話のポイントは、自然な流れで会話が弾むような工夫がされている点です。
①オープニングにシンプルな質問
最初に「どこから来たの?」や「学部はどこ?」といった、誰でも答えられるシンプルな質問からスタートしています。こうすることで、相手が答えやすく、会話のハードルを下げることができます。
②共通点を見つける
会話の中で「〇〇県出身」「大学の学部」「入学式の混雑」など、共通の話題を自然に広げています。初対面の相手とは、まず共通点を見つけることで、親しみやすさが増し、話が続きやすくなります。

③SNSなど、関係を継続できる工夫
「LINEグループに入った?」「インスタやってる?」という流れで、自然にSNS交換へと誘導しています。入学式の短時間で関係を築くだけでなく、その後もつながりを持ちやすいようになります。
④未来につながる話題
「サークルどうする?」といった、今後の大学生活についての話を含めることで、「また一緒に行動しよう」「一緒にサークルを見に行こう」といった、次の会話や行動につながるきっかけを作っています。
このように、シンプルな質問から始め、共通点を探し、関係を継続できる流れを意識することが、初対面の会話を弾ませるコツになります!

初対面でも会話が弾む話題とは?
大学の入学式で初対面の人と会話が弾む、または会話のきっかけとなる話題を10個厳選します。
- 出身はどこ?
- サークルについて
- 学部について
- 一人暮らし or 実家
- 新歓のスタート時期について
- 会場にいる人の人間観察(かっこいい人、かわいい子、髪が派手な人)
- 高校の時の思い出、部活やあるある
- 自分が不安に思ってたことを共有(「明日の説明会って何持ってけばいいのかな?」的な感じ)
- どんなバイトしたい?
- 自炊する?
【3】グループ行動の流れを見極める
どんなグループができやすいのか?
入学式では、地元が同じ人や同じ学部の人が自然とグループを作りやすいです。話の流れを見て、自分に合いそうなグループに入るのが得策です。しかし、せっかく新しい人間関係を構築するチャンスなので、高校が一緒だった人とずっと一緒にいるのはナンセンスかもしれません。
「とりあえず一緒に行動する」ことの大切さ
初めて会った人とでも、「このあと一緒に行こうか」と声をかけるだけで、自然にグループに溶け込めます。

【4】SNSを活用して繋がる
どのSNSを使うべきか?
大学生の間ではLINEやInstagramが主流です。連絡先交換の際には「インスタやってる?」と聞くと、自然な流れで繋がれます。
おすすめはやはりInstagramです。Instagramだと「共通の友達」を見ることができるので人間関係が広くなりやすいです。入学当初はできるだけ多くのネットワークを持っておくことが重要です。

【5】目立ちすぎず、埋もれすぎずのバランスを取る
失敗しがちな行動とは?
極端に目立とうとして過剰にアピールするのは、周囲から浮いてしまう原因になります。また、逆に何も話さずに過ごしてしまうと、話しかけづらい印象を与えてしまいます。話題を独占しすぎたり、自慢話ばかりするのも敬遠される行動です。相手の話を無視して自分の話ばかりしたり、無理に笑いを取ろうとすることも逆効果になりやすいので注意が必要です。
自然に印象を残す振る舞い方
相手の名前を覚えて呼ぶ、適度にリアクションをとるなど、小さな工夫で印象を良くすることができます。

入学式で異性との関係を築くポイント
第一印象がカギ!異性と自然に交流する方法
異性と話すときも、自然体を心がけることが大切です。過度に意識しすぎると会話がぎこちなくなりがちなので、リラックスして接しましょう。趣味や出身地、サークル活動など共通の話題を探し、無理なく会話を進めることで自然な関係を築くことができます。

どこまで踏み込んでいい?距離感の大切さ
入学式の段階では、相手との距離感を大切にすることが重要です。初対面で過度に踏み込んだ質問や馴れ馴れしい態度は、相手に警戒心を抱かせる可能性があります。男性に多いのが、いきなり「彼氏いる?」とか聞いてしまう人です。このような質問は踏み込みすぎているといえるでしょう。会話の流れを見極めるのが大切です。
「異性ウケ」を狙いすぎるのは逆効果?
必要以上に異性ウケを意識すると、逆に不自然な印象を与えてしまいます。自然な自分を大切にしましょう。

入学式で避けるべきNG行動
ぼっちを避けるためにやってはいけないこと
スマホばかり見ていたり、話しかけられても素っ気なく返すのはNGです。周囲と会話を避ける態度は、話しかけづらい印象を与えてしまいます。特に無表情や視線を合わせない行動は、周りから距離を置かれる原因になります。
第一印象を悪くする行動とは?
第一印象を悪くする行動として、以下のようなものがあります。
- 無愛想な態度で会話に消極的
- 自己中心的な話ばかりする
- 相手の話を遮り、自分の意見を押し付ける
- 目を合わせずに話す、または視線をそらし続ける
- 過度に緊張しすぎて無表情になる
- 声が小さすぎて何を言っているのかわからない
- 不自然に大げさなリアクションや馴れ馴れしい態度をとる
逆に言えば、上記の行動と真逆の行動をするだけで第一印象をよくすることができます!
異性への過剰なアプローチが危険な理由
入学式でいきなりアプローチをすると、相手に警戒されるどころか、悪印象が固定化される可能性があります。特に初対面で過度に馴れ馴れしく接すると、相手だけでなく周囲にも軽率な人と認識され、大学生活全体に悪影響を及ぼしかねません。一度ついた悪評は簡単には消えず、交友関係を広げる妨げになることも。最悪の場合、陰で噂されるようになり、孤立する危険さえあります。適度な距離感を守り、慎重に関係を築くことが、充実した大学生活を送るための重要な鍵となります。

入学式は大学生活スタートのキッカケに過ぎない!まとめ
入学式はスタートライン!
入学式での立ち回りは確かに大切ですが、それが大学生活のすべてを決定づけるわけではありません。最初の印象は影響を与えますが、その後の行動次第でいくらでも挽回できます。無理に自分を作ろうとせず、自然な姿勢で過ごすことが大切です。焦らず、自分に合った方法で人と交流を深めていけば、楽しい大学生活が待っています。大事なのは、最初の一歩を踏み出す勇気を持つことです。

まずは自分からアクションを起こそう
受け身の姿勢ではなく、自分から積極的に話しかけることが大切です。最初の一歩を踏み出すことで、友人関係が築きやすくなり、サークル活動や授業でも関わるきっかけが生まれます。特に、最初の成功体験は自信につながり、積極性をさらに高める効果があります。話しかける勇気が新たなつながりを生み、大学生活全体の充実度を大きく左右する要素となります。
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