「ワーホリに興味はあるけど、本当に行くべきか迷っている…」そんな大学生も多いのではないでしょうか?
海外での生活や仕事を経験できるワーホリは、将来のキャリアや価値観に大きな影響を与える可能性があります。
しかし、その一方で費用や言語の壁、仕事探しの難しさなど、不安要素も少なくありません。
本記事では、ワーホリのメリットとデメリットを徹底解説し、あなたがワーホリに挑戦すべきかを判断できるようサポートします!
ワーホリとは?大学生にとっての意味と魅力

ワーホリの基本概要(仕組み・制度)
ワーキングホリデー(通称ワーホリ)は、若者が一定期間海外で働きながら生活できる制度です。
18歳から30歳までの若者を対象とし、国ごとに異なるワーホリビザを取得することで、現地での就労や滞在が可能になります。
大学生にとっては、留学よりも費用を抑えつつ、海外生活を経験できる手段として人気があります。
大学生がワーホリを選ぶ理由とは?
ワーホリを選ぶ大学生が多い理由には、経済的負担の軽減、語学力の向上、キャリアアップの可能性などが挙げられます。
ワーホリでは海外生活を楽しみながらお金を稼ぐことができるので一石二鳥といえるでしょう。
特に、大学卒業後の進路が明確でない学生にとって、海外での経験を積むことで視野を広げるチャンスとなります。
ワーホリが大学生に与える影響(スキル・経験・価値観)
海外での生活を通じて、語学力だけでなく、異文化への適応力や自立心が養われます。
現地で働くことで、国際的なビジネス環境や労働文化を体験し、将来のキャリアに役立つスキルを身につけることができます。
ワーホリのメリット|大学生だからこそ得られる体験

1.海外での生活・異文化体験ができる
ワーホリでは、現地の文化やライフスタイルを身をもって体験することができます。
海外は日本よりも多種多様な人種の人たちがいます。実際に私がオーストラリアに留学した時のホストマザーは中国系の人でした。
旅行では味わえないリアルな異文化体験が、価値観の変化をもたらすこともあります。
2.実践的な英語力が身につく
現地での生活や仕事を通じて、実践的な英語力を鍛えることができます。
特に、職場での会話はビジネス英語の習得にもつながるため、将来的なキャリアにプラスとなることもあるでしょう。
3.働きながら旅ができる自由度の高さ
ワーホリは、アルバイトをしながら各地を旅することも可能です。
例えば、カナダにワーホリに行って、一ヶ月間ヨーロッパ周遊することも可能です。
また、海外は日本に比べて時給が高い傾向があります。
働いたお金で新しい国へ移動することで、さまざまな文化に触れながら生活できます。

ハルル
ワーホリに行って収支がプラスになることも!
4.就職活動に役立つ経験とアピールポイント
ワーホリで得た経験は、就職活動においてもアピールポイントとなります。
履歴書・エントリーシートでの活用方法
ワーホリでの経験を履歴書やエントリーシートに記載することで、
「異文化の中で適応しながら働いた経験」
「ビジネスレベルで現地の人とコミュニケーションを取った実績」など、具体的なエピソードを示せます。
これにより、単なる海外滞在ではなく、成長した点を明確に伝えられます。
企業が求めるグローバル人材とは?
海外経験を持つ人材は、適応力やコミュニケーション能力が高いと評価されます。
世界的にグローバル化が進行し、「英語」を話せるだけで活躍の場を「世界」に広げることができます。
また、日本ではインバウンド需要が高まり、英語を話せる人材のニーズが急増しています。
5.人脈が広がり、新しい価値観を得られる
異国での生活を通じて、多様なバックグラウンドを持つ人々と出会うことができます。
特に、若い時期は価値観が形成される重要な時期であり、異なる文化や考え方に触れることで、視野が広がり、柔軟な思考を育むことができます。
また、国際的な人脈が広がり、就職後に海外駐在を任されるなんてこともあります。
多様性を自らの目で見ること、新しい価値観に出会うこと。
これがワーホリの最大のメリットです!
ワーホリのデメリット|大学生が直面するリスクと課題

費用の負担が大きい(渡航費・生活費など)
ワーホリに必要な資金の目安
国によって異なりますが、ワーホリには最低でも150万円程度の資金が必要になります。主な費用の内訳は以下の通りです。
- 渡航費:航空券代(片道または往復)で約10〜20万円
- ビザ申請費用:国によって異なるが、数万円程度
- 初期の生活費:住居費、食費、交通費などで1ヶ月あたり20〜30万円
- 保険費用:滞在期間に応じた海外旅行保険で年間10万円以上
- 予備資金:仕事が見つかるまでの生活費として数十万円の準備が推奨される
これらを考慮し、計画的に資金を準備することが大切です。
貯金がない場合の資金調達方法
アルバイトで貯金、奨学金を借りる、クラウドファンディングを行う、さまざまな方法が考えられますが、最良の選択肢は奨学金を借りることでしょう。
限られた大学生活の中でアルバイトをして貯金するは時間はあまりにもったいないです!
また、クラウドファンディングは現実的ではありません。実際にサイトを見てみると、うまくいってない事例の方が多いです。
日本人コミュニティーから抜け出せない
せっかくワーホリに行ったにもかかわらず、日本人同士で固まってしまい、英語を話す機会が減ってしまうことがあります。
本末転倒です...
安心感を求めて同じ国の人と過ごすのは自然なことですが、それではせっかくの海外経験を十分に活かせません。
積極的に現地の人々と交流し、英語を使う環境を作ることが大切です。
現地での仕事探しの厳しさと注意点
正直、現地での仕事探しは最初はかなり苦戦することが多いです。
- 日本人向けの求人サイトから応募する
- 現地の求人サイトを利用する(日本でいうindeedとかリクルート)
- 友人からの紹介
- 履歴書(レジュメ)を手あたり次第に直接配る
一番良い方法は圧倒的に「履歴書(レジュメ)を手あたり次第に直接配る」ことです。
お店の人と直接話すことを恥ずかしがって求人サイトばかりで応募していると、いつまでたってもメールすら来ないなんてことも珍しくありません。

ハルル
直接行けば、その場で即採用!なんてこともあるらしいよ!
ここまでいくつかデメリットを紹介しましたが、「明確な目的」と「ワーホリ後のキャリア」についてよく考えておけばメリットの方が圧倒的に大きいです!
大学生のためのワーホリ成功ガイド

ワーホリの国選び|どの国が大学生に向いている?
以下は、大学生に向いているワーホリ先の国とその特徴です。
- オーストラリア:最低賃金が高く、働きやすい環境が整っている。カフェや農業、観光業の仕事が豊富。
- カナダ:英語とフランス語の両方を学べる環境があり、治安が良い。リゾート地での仕事が人気。
- ニュージーランド:自然が豊かで、アウトドア好きにおすすめ。フルーツピッキングなどの仕事が多い。
- イギリス:歴史ある都市での生活が魅力。ビザの取得が難しいが、英語力を高めたい人に最適。
- アイルランド:ヨーロッパ圏で英語を学べる貴重な国。比較的ビザが取りやすく、現地の文化を楽しめる。
- ドイツ:英語だけでなくドイツ語も学べる。ヨーロッパでの滞在を希望する人に向いている。
- 韓国:日本に近く、韓国語を学びながら働ける。飲食業や語学交流系の仕事が豊富。
ワーホリ先の国を選ぶ際には、ビザの取得条件や仕事の種類、生活環境を考慮することが大切!
失敗しないための準備と計画の立て方
渡航前に準備すべきこと?
ぶっちゃけ、「行く」と決まってからは特別準備すべきことはありません!
もちろんビザ、資金、保険手続きなど済ませておかなければならないことはありますが、重要なことは行ってから何をするかです。
実際に、渡航前にTOEICの勉強を必死にしていたが、現地では通用しないこともあります。(だからと言って全く勉強しないのはダメ!)
現地で現地の人と交流し、生きた英語を肌で感じることが重要です。
ワーホリ経験者の体験談から学ぶ成功のコツ
経験者の体験談を参考にし、現地での生活や仕事のコツを学びましょう。
帰国後のキャリアに活かす方法
ワーホリで得た経験をどのようにアピールするか
就職活動では、ワーホリで得た経験をどのように活かしたかを具体的に説明することが求められます。
例えば、カフェでのアルバイト経験を通じて、異なる文化を持つ顧客との対応力を磨いたり、現地のビジネス環境で英語を使って交渉や接客を行った経験があれば、それを強みとして伝えることができます。
ワーホリ経験をアピールする際は、以下のポイントを押さえると効果的です。
単に「異文化適応能力がある」と言うのではなく、「異なる文化の同僚と協力しながら業務を進め、チームワークを強化した」など、実際の経験を交えて説明する。
英語での接客経験、異文化の顧客対応、問題解決能力など、どのスキルが成長したかを具体的に伝える。
その経験が将来の職場でどのように役立つのかを説明する。「異文化コミュニケーションを活かして、海外との取引が多い職種で貢献できる」といった形で結びつける。
また、面接では「ワーホリを通じて何を学び、どのように成長したか」を具体的に話せるように準備しておくと、より説得力が増します。
海外経験を活かした仕事の選択肢
海外勤務のある企業やグローバル企業への就職、フリーランスとしての働き方など、選択肢は多岐にわたります。
例えば、外資系企業の営業職やマーケティング職、航空業界の客室乗務員や空港スタッフ、ホテル・観光業界のフロントスタッフ、通訳・翻訳業、英語教師などが挙げられます。
現代はグローバル化の進行しています。グローバル化した世界で英語を話せる人材は重宝されるに違いありません!
まとめ|大学生はワーホリを活用すべきか?

メリット・デメリットを踏まえた結論
結論!!!ワーホリは大学生にとって貴重な経験であり、少しでも興味があるなら挑戦すべきです!
「でも、結局お金ないといけないよ・・・」
「親が許してくれない・・・」
こんな不安や悩みが聞こえてきます。
しかし一つ言えることは、人生は一度きりで、大学生活も一度きりです!自分自身の気持ちを最優先するべきです!
海外での生活や仕事を通じて得られる経験は、将来のキャリアや人生の選択肢を広げる大きなチャンスになります。
もちろん慎重な計画は必要ですが、そのハードルを乗り越えた先には、自分自身の成長だけでなく周囲に影響を与えられる人間になる可能性が待っています!
ワーホリを活かすかどうかは自分次第!
ワーホリを有意義なものにするかどうかは、本人の行動次第です。
ただ海外へ行くだけではなく、目的を明確にし、何を学びたいのか、どのような経験を積みたいのかを意識することが重要です。
例えば、語学力向上を目的とするなら、現地の人と積極的に交流する環境を作ることが求められます。
働きながら実務経験を積むなら、自分の興味やキャリアに関連する仕事を探すことが大切です。
挑戦し続けることで、自信や適応力が身につき、帰国後のキャリアにも大きく影響を与えるでしょう!